大吉!

おひとり様が、あちこち徘徊してます。

Entries

「ストリングス」

(2007年8月1日)
こっちで見られるとは思っていなかったデンマーク生まれの”ドール・ムービー”「ストリングス」がセントラル劇場で公開されたので、映画の日ですし、さっそく観に行きましたよ!

上映前に支配人さんが客席に解説に来たのには驚きましたが(笑)。
いつだったかもフィルムの状態が悪いので見苦しいかもしれません、とか言いに来たなあ。
でもおそらくご自分が選んで来た映画に対して、思い入れと自負があるんでしょう。
得々と話す様子を見て、本当に映画を愛してるのだなあとホノボノしてしまいましたよ。

ヘバロン国の王は遺書を残して頭の糸を切り、自害した。
それを見つけた王弟ニゾは遺書を握りつぶし、あるレジスタンスが王を暗殺したと嘘を言う。
それを信じた王子ハルは、止める妹ジーナを置いてエリト将軍と共に父の仇を討つべく旅に出たが、そこで初めて父がどんなに暴君であったかを知る事になる・・。

登場人物が人間じゃなくて、あくまでも「操り人形」であるのが画期的です。
彼らは全員天からの糸に繋がっていて、頭の糸が切れると死ぬのでした。
上に糸があるので建物にもテントにも屋根はありません。
雨が降るとベッドもビショ濡れですが、彼らは寒さとかはあんまり感じないようですな。
オープニングが既にメイキング映像だったのがすごいです(笑)。
雨を降らす中、合羽を着て足場の上で人形を操るスタッフが撮られていました。大変そうだ・・。

門とかは梁一本でOKです。
地面に埋めてある梁を上げると糸があるのでそこから先には行けないんですよね。引っ掛るから。
そういう訳で牢も格子になっている天井の穴から下に落とせば格子の一マスから外には移動出来ません。
戦いのシーンとかも・・橋の下に隠れるとか不可能な気が・・糸が見えるし・・。夜なら闇に紛れそうか?
顔や体が割れてても糸があれば大丈夫らしい、手足の糸が切れたりして損なわれると、そこらの奴隷の手足を取って付け替えられるようです。

生殖とかどうしてるのかと思ったら、途中まで親が木を削って体を作って、時期が来たら母親の糸がほつれて離れるので、それを赤ん坊の体に繋げるんです。お産の手伝いはつまりそういう作業・・母親は糸が分離する時は身動き出来ないらしい。

世間知らずのハル王子は外に出て、父が民に憎まれている事を知ります。
その間にも残した妹は父の死の真相を知ってしまって捕らえられ、供のエリトも妻子を人質に取られて王子を暗殺するように脅迫を受けていた。
でもまあ・・なんつーか、ハルってお坊っちゃんだよね~という感じが。
仇討ちに来てるのに、野性的な踊り子と恋仲になったりしてるし・・。
こんなんが平和をもたらすと予言された黄金の男とは・・情けな~っ!!

終り方はう~ん、完全なハッピーエンドにはなりませんでした。

ところで監督が(エヴァの)庵野秀明さんで、これはジャパン・バージョンだそうです。
どう変わっているのか分かりませんけど。洋画だけど邦画?

日傘を失くして駅ビルを探し回りました・・。

関連記事

*Comment

Comment_form

管理者のみ表示。 | 非公開コメント投稿可能です。

Menu

プロフィール

岬csc

Author:岬csc
岬CSC 長崎県在住 女性

最新記事

カウンター

右サイドメニュー