2011.08.23

「父親たちの星条旗」

(2006年12月13日)
「戦場に星条旗を打ち立てる米軍兵士を写した一枚の写真。誰もがどこかで一度は目にしたことがあるに違いない世界で最も有名な戦争写真。それが写された場所こそ、硫黄島だった。勝利のシンボルともいうべきこの一枚の写真によって、英雄に祭り上げられた若きアメリカ兵たちが、その後歩んだ人生とは?」


あんまり戦争映画は観ないんですが、今年は結構観たなあ。というわけで、今年最後(と思う)の映画鑑賞に行って参りました。

クリント・イーストウッド監督の「硫黄島2部作」の1作目、アメリカから見た硫黄島の話です。
もう上映も今週で終わりだし、2作目も観るつもりなので滑り込みで観にいって来ましたよ。

星条旗が実は2枚あって、写真も2度目に撮られた物で1回目とは別の兵士が写っていたとか、そんなこんなでグダグダなまま、英雄に祭り上げられた3人の兵士。
沈黙を守り通したドク、チャンスと見たレイニー、自滅したアイラ。

硫黄島上陸のシーンとか恐かったです。体が硬直しました。
ホラーなんか全然比べ物にならないです。(当たり前!)
地下に潜って姿の見えない日本兵の攻撃に、次々に倒されて行くアメリカ兵・・実の所、登場人物の誰にも感情移入出来なかったんですが、その気味の悪い相手と戦う恐さは充分伝わって来ました。
アメリカ軍はうぞうぞ居ましたが、ガンガン死んで行くのねえ。
数で押しただけの消耗戦で、勝ったのも単に頭数が多かっただけみたいな?

地獄のような戦地から帰還した3人は英雄として手当てもそこそこに(手術くらいしてから働かせろよ!)戦費を捻出するための「国債を買って下さいキャンペーン」に駆り出され、私だったらヘソ噛んで死にたくなるような茶番をやらされるのでした。
戦争をショーみたいに見せてお金を集めようとは汚い~。
例のシーンを模ったお菓子に、血のようなストロベリーソースをかけようとする無神経さがサイテー。
だから米人って!

本当は自分は英雄じゃないと苦しんだネイティブのアイラは酒びたりになり・・ネイティブは酒に弱そうだからあんまり飲まない方がいいよ・・と心配していましたが、やはり自滅の道を歩んでしまいました。
レイニーはこれを機に一旗上げようと企みましたが、世の中そんなに甘くないんですね。
地べたを這いずったまま終りました。
衛生兵のドクは一番長生きしたし、一番まともな人生を歩んだようですが、硫黄島の事は何一つ子供にも話さなかった。
そのくらい深い傷が残ったのでしょう。

ああ楽しくなかった・・当たり前だけど。
「硫黄島からの手紙」は年が明けてから観る予定です。
今日は年配のお客さんも多かったですね。私の隣もお婆ちゃんでした。
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岬CSC 長崎県在住 女性

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